沖縄美容師の〇〇な話

CMで話題になった”ノンシリコンシャンプー”


そもそも、シリコンなんて呼び方してますが正式名称は「シリコーン」が正しいです


まぁ、シリコーンの話はまたにして今回は何故シリコンがシャンプーに配合されていたのか？という所の話


よく名前の聞く有名シャンプーのラ〇クスや〇〇テーン、ア〇〇ンス、〇バキなどなどのシャンプーには高級アルコール系の界面活性剤が使用されています

その活性剤の名前は”ラウレス硫酸ナトリウム”です


このラウレス硫酸ですが洗浄力が通常頭皮と毛髪に必要な洗浄力の4倍のパワーを持っている為、シャンプーすると脱脂力が強すぎて髪がギシギシになっちゃいます・・・

シリコンがシャンプーに入っていた訳はこのキシミを緩和する為なのですが「ノンシリコンシャンプー」という言葉が流行ってしまったので界面活性剤を変えていないのにも関わらず、シリコンを抜いて植物性の油などで緩和したノンシリコンシャンプーが登場してきました。


世に出回っている多くのノンシリコンシャンプーは流行の流れに乗っただけの髪の事も健康や環境の事を考えてもいない儲けが軸の粗悪なシャンプーという訳です・・・

肌への影響も強いのは使用は自己責任だからいいですが、生分解しにくい地球環境を汚すシャンプーなので地球に優しくないです


沖縄の綺麗な海を汚す原因の一つですね・・・


先日書いたブログで、シャンプーは”洗浄力が大事”だとお伝えしましたが洗浄力は界面活性剤で決まりますから髪に必要な洗浄力以上のシャンプーはシャンプー選びにおいてバツだという事です。


流行廃りなどには乗らず、せっかく使うなら自分の髪に合い健康や環境にも優しいシャンプーを使いましょうね♪